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AIと福祉の未来を探しに。株式会社パパゲーノさん見学レポート

  • 亮介 上原
  • 6月12日
  • 読了時間: 3分


【はじめに】

支援現場に、AIという“新しい選択肢”を求めて


こんにちは。代表取締役の上原です。


エンパワークファクトリーでは、ご利用者一人ひとりに合わせた支援の質を高めるために、日々考えを重ねています。


個人的には相棒として使用しない日がないくらいになっている「生成AI(ChatGPTなど)」ですが、その中で最近注目しているのがの福祉への応用です。


誰が生成AIを活用するのか?

答えは、利用者様もスタッフも両者ともが・・・です。


記録の効率化、会議の可視化、個別支援計画の質の向上──

こうした支援者側の実務を支える力としてAIは非常に有望であると同時に、

ご利用者自身にとってもAIは、日々の活動を支える大きな味方になる可能性も感じています。

・作業内容の整理や効率化(ToDo整理、リマインド、音声メモの活用など)

・自分の「知りたいこと」をすぐに調べて理解できる環境の実現

・言葉になりにくい思いや考えを、AIと一緒に整理・表現していく過程 など


AIがあることで、“自分でできること”が広がるという、利用者の可能性にも強い希望を感じています。


そんな中、「生成AI×福祉」に先進的に取り組んでおられる【株式会社パパゲーノ】さんの実践を学びたく、先日、見学にうかがいました。




【見学レポート】

AIも人も「その人らしさを活かす」パパゲーノの支援現場

パパゲーノさんは、就労継続支援B型事業や計画相談支援、生成AI活用などを一体的に展開されています。

利用者さんが創作やITスキルなど「好き・得意」で働く姿や、職員の方々がAIツールを自然に取り入れて支援されている様子が印象的でした。

特に驚いたのが、支援記録や会議録を音声から自動で文字起こし→要約→支援記録に反映するプロセス。AIが「人に代わる」のではなく、「人を支えるパートナー」として使われており、まさに支援の在り方を一歩先に進めている現場だと感じました。



【当事業所の気づきと、これから】

私たちも、まず「小さく使ってみる」ところから始めたい

パパゲーノさんの実践から学んだのは、技術を特別なものとせず、“日常の支援の中に溶け込ませる工夫”でした。

私たちの事業所でも、一歩ずつ生成AIを活用していきたいと考えています。


そしてなんと…!パパゲーノさんが開発・公開されている福祉現場向けAI支援ソフト 『AI支援さん』 の紹介イベント開催を検討中です✨

興味を持ってくださる福祉関係者を始めたとした多くの皆さまと、こうした学びの場を共有できたらと願っています。


【おわりに】

生成AIの活用がどう支援を変えるのかの実践をリアルに教えていただき、実りの多い見学となりました。

お忙しい中、温かく迎えてくださった株式会社パパゲーノの皆さま、本当にありがとうございました!





【ご案内】

📌 パパゲーノさんの情報はこちら

 
 
 

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