【開催報告】高次脳機能障害を理解し、支援に活かす実践セミナーを開催しました
9月29日、エンパワークファクトリーにて、「高次脳機能障害を理解し、支援に活かす実践セミナー」を開催しました。

当日は、相談支援専門員・ケアマネジャー・障害福祉サービス職員など、約15名の支援者の皆さまにご参加いただきました。
講師には、川崎市社会福祉事業団 れいんぼう川崎の作業療法士・庄司 博氏をお迎えしました。

「やる気がない」と決めつけず、その背景を見る

今回の研修では、高次脳機能障害のある方が「やる気がない」「怠けている」と誤解されやすい場面をどう捉えるかについて、具体的な事例を交えながら学びました。
一見「やる気がない」ように見えても、その背景には、疲れやすさや発動性の低下、注意障害、遂行機能障害など、さまざまな要因が隠れていることがあります。
研修では、刺激の少ない環境をつくる、一つずつ順番に伝える、手順書やチェックシートを活用するなど、その方に合わせて環境や関わり方を工夫することの大切さについて学びました。
本人と一緒にゴールを考える

研修の後半では、支援におけるゴール設定についてもお話しいただきました。
支援者だけで目標を決めるのではなく、ご本人・ご家族と一緒に考え、小さな目標を積み重ねながら、その方の良いところや強みを見つけていくことが大切です。
これは、エンパワークファクトリーが大切にしている、「できた」という経験を積み重ね、自尊心と自己肯定感を高めていく支援にもつながる考え方でした。
対面だからこそ生まれた交流も
研修終了後には、参加された皆さま同士で自然と会話が生まれ、情報交換や交流をされる姿も見られました。
同じ地域で支援に携わる方々が、顔を合わせて学び、つながることができる。
これも対面で研修を開催する大きな意義の一つだと感じました。
ご参加いただいた皆さま、そして貴重なお話をしてくださった庄司先生、ありがとうございました!
高次脳機能障害のある方もご利用いただけます
エンパワークファクトリーは、障害種別を問わず利用できる就労継続支援B型事業所です。もちろん、高次脳機能障害のある方のご利用についてもご相談いただけます。
当事業所の大きな特徴は、心と体のリハビリテーションの専門家である作業療法士が運営・支援していることです。
高次脳機能障害は、一人ひとり症状や困りごとが異なります。
そのため、作業療法士の専門性を活かしながら、その方の得意なこと・苦手なこと、疲れやすさ、集中しやすい環境などを確認し、一人ひとりに合った作業内容や環境を一緒に考えていきます。
3Dプリンタを使ったものづくり、デザイン・Web制作、事務作業など、さまざまな活動の中から、その方に合った「働き方」を一緒に探していきます。
まずは見学・体験にお越しください!
「高次脳機能障害があっても利用できる?」「長時間集中するのが難しいけれど大丈夫?」「どんな仕事ならできそうか相談したい」
そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。
週1日・短時間からの利用も可能です。見学・体験も随時受け付けています。
ご本人はもちろん、ご家族や相談支援専門員など支援者の方からのお問い合わせも歓迎しています。
一人ひとりに合った「働く」を、一緒に考えていきましょう。



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