3Dプリンターを使った仕事とは?ものづくりから始める働く練習
- 2 時間前
- 読了時間: 7分
「ものづくりに興味はあるけれど、経験がない」
「人間関係が苦手なので、集中できる仕事を探している」
「発達障害や精神障害があり、一般就労を続けられるか不安」
このような方にとって、3Dプリンターを使った仕事は、新しい働き方の選択肢になるかもしれません。
3Dプリンターの仕事には、データ作成だけでなく、印刷の設定、完成品の確認、仕上げなど、未経験から始めやすい工程もあります。
最近では、AIを使って文章やイラストから3Dデータを作ることもできるため、最初から高度な3D CADの技術がなくても、ものづくりに参加しやすくなっています。
川崎市川崎区川中島の就労継続支援B型事業所「エンパワークファクトリー」では、週1日や短時間から、自分のペースで働く練習を始められます。

【この記事の結論】
3Dプリンターの仕事には、企画、データ作成、印刷、仕上げがあります
自社製品の開発と、外部から依頼を受ける製作の2パターンがあります
3D CADだけでなく、AIを使ったデータ作成も可能です
一人で集中する工程が多く、人間関係が苦手な方にも合う場合があります
未経験でも週1日や短時間から始められます
3Dプリンターを使った仕事とはどのような仕事ですか?
3Dプリンターを使った仕事とは、パソコンで作成した立体データをもとに、樹脂などの材料を重ねて製品や部品を作る仕事です。
作れるものには、次のような例があります。
小物やオリジナル雑貨
試作品
パーツや部品
展示用の模型
作業を便利にする道具
完成品が目に見えるため、「自分が作った」という実感を持ちやすいことも特徴です。

3Dプリンターの仕事では何をするのでしょうか?
エンパワークファクトリーで行う3Dプリンターの仕事は、大きく2つに分かれます。
1つ目は、事業所で新しい製品を企画し、オリジナル商品を開発する仕事です。
2つ目は、企業や地域の方など、外部から依頼を受けて製品を作る仕事です。
一人ですべてを担当するのではなく、得意なことや体調に合わせて、一部の工程から取り組めます。
1.作るものや依頼内容を確認する
自社製品を開発する場合は、誰が使うのか、どのような形が使いやすいのかを考えます。
外部からの依頼の場合は、用途、形、大きさ、個数、納期などを確認します。
自分でアイデアを出すことが苦手でも、見本を参考にしたり、スタッフと相談したりしながら進められます。
2.3D CADやAIで立体データを作る
3D CADとは、パソコン上で立体的な設計図を作るソフトです。
基本的な図形を組み合わせたり、大きさを調整したりして、作りたい形を作成します。
最近では、AIに文章で作りたいものを伝えたり、イラストや画像を読み込ませたりして、3Dデータのもとを作ることもできます。
例えば、次のような作業があります。
文章から3Dデータを作る
イラストから立体の形を作る
AIが作ったデータを修正する
複数のデザイン案を比較する
AIが作ったデータは、そのまま印刷できるとは限りません。形や大きさを確認し、必要に応じて修正します。
最初から難しい技術を覚えるのではなく、データの確認や簡単な修正から始めることもできます。

3.印刷するための設定を行う
作成したデータを、3Dプリンターが読み取れる形式に変換します。
大きさ、材料の使用量、印刷時間などを確認し、希望する形になるように設定します。
4.3Dプリンターの準備をする
材料が正しく取り付けられているか、機械に異常がないかを確認します。
写真付きの手順表などを見ながら、安全に作業を進めます。
5.完成品を確認して仕上げる
印刷後は、形が崩れていないか、大きさやデザインが合っているかを確認します。
必要に応じて余分な部分を取り除き、表面を整えます。

3Dプリンターの仕事は未経験でもできますか?
結論から言うと、未経験でも始められます。
最初から複雑な3Dデータを作る必要はありません。
例えば、次のような作業から始められます。
完成品の数や形を確認する
表面をきれいに整える
パソコン上でデータを確認する
決められた手順で設定する
完成品を撮影する
Canvaで紹介画像を作る
弊所ホームページでの情報発信など、ほかのPC作業と組み合わせることもできます。
ものづくりやパソコンに興味がある方は、自分に合う役割を見つけやすい仕事です。
発達障害のある方にも向いていますか?
発達障害があるから、必ず向いているとは限りません。
大切なのは、障害名ではなく、その人の得意なことや苦手なことを確認することです。
次のような方は、一部の作業に取り組みやすい場合があります。
一つの作業に集中することが好き
形や数字を確認することが得意
手順に沿って進めると安心できる
パソコンや機械に興味がある
大人数より一人作業が落ち着く
一方で、機械の音やにおいが苦手な方もいます。
その場合は、機械から離れた場所でデータ作業をしたり、短時間だけ取り組んだりする調整が必要です。
現場では、作業ができるかだけでなく、疲れ方や集中できる時間も確認しながら支援します。
人間関係が苦手でも取り組めますか?
3Dプリンター作業には、一人で集中して進める工程が多くあります。
接客や電話対応が苦手な方には、比較的取り組みやすい場合があります。
ただし、分からないことを相談したり、完成品を確認してもらったりするやり取りは必要です。
エンパワークファクトリーでは、無理に会話を増やすのではなく、必要なやり取りから少しずつ練習します。
口頭で伝えることが難しい場合は、メモやチャットを使う方法も一緒に考えます。
失敗しても大丈夫なのでしょうか?
3Dプリンターは、毎回必ずきれいに完成するわけではありません。
形が崩れたり、材料がうまく出なかったりすることもあります。
しかし、失敗の原因を確認し、設定や形を変えて試すことも、ものづくりの仕事の一部です。
失敗しても責められない安心できる環境であれば、「次はどうすればよいか」を落ち着いて考えられます。
この経験は、困ったときに相談する練習にもつながります。
体調に不安がある場合はどうすればよいですか?
最初から毎日、長時間通う必要はありません。
例えば、次のような始め方があります。
週1日から通う
1回数時間の短時間利用にする
見学から始める
PC作業とものづくりを組み合わせる
体調に応じて在宅作業を相談する
自分がどのくらい集中できるのかを知ることも、社会復帰に向けた大切な働く練習です。
3Dプリンターの経験は将来の仕事に役立ちますか?
3Dプリンター作業を通して、次のような力を練習できます。
パソコンでデータを管理する力
手順を確認して作業する力
分からないことを相談する力
完成まで集中する力
品質を確認する力
これらは、製造、軽作業、事務、Web制作など、さまざまな仕事にも生かせます。
まずは実際に触れてみて、自分がどの工程に興味を持てるのかを知ることが大切です。
まとめ|未経験からものづくりを始められます
3Dプリンターの仕事には、製品の企画、依頼内容の確認、3Dデータ作成、印刷、仕上げなど、さまざまな工程があります。
自社製品の開発と、外部から依頼を受ける製作の両方があり、自分の得意な工程から取り組めます。
最近では、AIを使って文章やイラストから3Dデータを作れるため、高度な3D CADの技術がない方も参加しやすくなっています。
発達障害や精神障害があり、一般就労に不安がある方も、週1日や短時間から始める方法があります。
川崎市や川崎区、川崎大師周辺で、3DプリンターやPC作業ができる就労継続支援B型事業所を探している方は、エンパワークファクトリーへご相談ください。
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「自分にもできる作業があるか知りたい」
という段階でも問題ありません。