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挑戦のかけらから生まれたボタン ― 3Dプリンターの廃材を活かしたアップサイクルの物語

  • 10 時間前
  • 読了時間: 2分

ものづくりの裏側にある「小さなかけら」

3Dプリンターで作品を作るとき、どうしても出てしまう素材があります。

試作の失敗、多色造形の色替えのタイミング、サポート材を外したあと…。

ものづくりの裏側には、必ず小さなかけらが生まれます。

どれも必要な工程の中で生まれるもの。けれど、そのままでは使い道がなく、廃材になってしまう存在でもあります。

出力の過程で生まれた端材たち
出力の過程で生まれた端材たち

ティンカーキャドでの悪戦苦闘

今回、利用者さんに挑戦していただいたのはティンカーキャドでの型づくり。

「サイズが合わない」

「穴の位置がずれてしまう」

「厚みが思った通りにならない」

何度も修正し、何度もやり直しながら、少しずつ理想の形に近づけていきました。

その過程でも、試作や出力のたびに端材は生まれます。

けれどそれは、挑戦した証でもあります。


ティンカーキャドで設計したボタンの型
ティンカーキャドで設計したボタンの型

捨てられるはずだった素材を、もう一度

型が完成したあと、その端材たちを溶かし直し、アップサイクルボタンとして再活用しました。

色替えのたびに出る素材も、役目を終えたサポート材も、うまくいかなかった試作も。

すべてが混ざり合い、世界にひとつだけのマーブル模様へと生まれ変わります。

同じ型を使っても、同じ色にはなりません。それぞれに違う表情があり、どれもやさしい温もりを感じる仕上がりになりました。


マーブル模様に生まれ変わったアップサイクルボタン
マーブル模様に生まれ変わったアップサイクルボタン

「失敗も材料になる」

完成したボタンを手にしたとき、利用者さんは少し照れながらも、うれしそうに眺めていました。

難しかった時間も、思い通りにいかなかった工程も、すべてがこのボタンの一部になっています。

失敗も、やり直しも、無駄にはならない。挑戦のかけらは、ちゃんと次の形へとつながっていきます。

世界にひとつだけの表情を持つ完成品
世界にひとつだけの表情を持つ完成品

エンパワークファクトリーが大切にしていること

エンパワークファクトリーでは、完成品だけでなく、その「過程」を大切にしています。

今回のアップサイクルボタンは、利用者さんの挑戦と工夫、そしてあきらめなかった時間の結晶です。

小さなボタンの中に、大きな自信とやさしい循環の物語が詰まっています。

これからも、挑戦のかけらを大切にしながら、新しいものづくりを続けていきます。


エンパワークファクトリーでは見学・体験を随時承っております。

まずはお気軽にご連絡をください。


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