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3Dプリンターでの製品づくりの工程とは?川崎の就労支援事業所での取り組みを紹介

3 時間前
読了時間: 4分

3Dプリンターを使った製品づくりに関心はあるものの、実際にどのような工程で作業が進むのか、具体的なイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。


神奈川県川崎市にある就労継続支援B型事業所「エンパワークファクトリー」では、3Dプリンターを使った製品づくりを日々の作業として取り入れています。この記事では、3Dプリンターでの製品づくりの工程を、実際の作業の流れに沿って紹介します。


就労支援としての3Dプリンター作業に興味がある求職者の方、また製品制作を発注したいと考えている方にとって、参考になる内容を目指しました。専門知識がなくても読み進められるよう、できるだけ平易な言葉でまとめています。

完成した制作物
完成した制作物


3Dプリンターによる製品づくりの基本的な流れ

3Dプリンターでの製品づくりは、大きく分けて設計・出力・仕上げという3つの工程で進みます。まず3DCADソフトなどを使って製品の形状データを作成し、それを3Dプリンターが読み取れる形式に変換します。次にプリンターで実際に樹脂などの材料を積み重ねて出力し、最後にバリ取りや表面処理といった仕上げ作業を行います。


3Dプリンタで製品ができるまでの流れ
3Dプリンタで製品ができるまでの流れ

この一連の流れは、一見単純に見えても各工程で確認すべきポイントが多くあります。データの段階で寸法や形状に誤りがあると、出力後にやり直しが必要になることもあるため、事前のチェックが欠かせません。エンパワークファクトリーでは、こうした工程を利用者一人ひとりの得意分野に合わせて分担しながら進めています。


プリントしている様子
プリントしている様子

設計データの作成からプリント開始までの工程

製品づくりの最初のステップは、設計データの作成です。

既存のデータを使う場合もあれば、依頼内容に応じて一から形状を設計する場合もあります。データが完成したら、プリンターの設定に合わせてスライスと呼ばれる処理を行い、積層のピッチや向きなどを調整します。

最近は生成AIを活用して、高クオリティな3Dデータを作ることもできます。

生成AIで複雑なデータも一瞬で作成できます
生成AIで複雑なデータも一瞬で作成できます

この段階での調整が、仕上がりの精度や強度に大きく影響します。

同じデータでも設定次第で出来上がりが変わるため、経験に基づいた判断が必要です。作業に慣れてくると、材料の特性やプリンターの癖を踏まえた微調整ができるようになります。



出力から仕上げまでの工程で気をつけていること

データの準備が整うと、いよいよ3Dプリンターでの出力に入ります。

プリンタで出力すための設定(スライスといいます)
プリンタで出力すための設定(スライスといいます)

出力には製品の大きさや形状によって数十分から数時間かかることもあり、その間はプリンターの様子を定期的に確認します。積層がずれていないか、材料が正しく供給されているかなど、途中で異常がないかをチェックする作業も工程の一部です。


出力が完了した製品は、そのままでは表面にバリや支えの跡が残っていることが多く、ヤスリなどを使って手作業で仕上げます。この仕上げ作業は細かい手先の作業が中心となるため、集中力や丁寧さが求められる工程です。エンパワークファクトリーでは、この仕上げ工程を得意とする利用者も多く、それぞれのペースで作業に取り組んでいます。


人の手で塗装をすることもあります
人の手で塗装をすることもあります


就労支援の現場での3Dプリンター作業の位置づけ

エンパワークファクトリーでは、3Dプリンターを使った製品づくりを、単なる作業訓練ではなく実際の受注につながる仕事として位置づけています。工程を分担することで、設計が得意な方、細かい仕上げ作業が得意な方など、それぞれの強みを活かした働き方が可能です。PC作業や軽作業と組み合わせて取り組むこともでき、個々のペースに合わせた無理のない支援を心がけています。


3Dプリンターやものづくりに関心があり、こうした環境で働いてみたいと考える方からのお問い合わせも増えています。

利用条件の詳細はご利用についてのページでご確認いただけます。

ご自身に合った働き方かどうか気になる方は、見学や相談から始めていただくことも可能です。


文章だけでは伝わらない事業所の雰囲気は、実際に見て・体験していただくのが一番です。少しでも気になった方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。



 
 
 

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