就労支援B型で広がる地域交流|親子で学ぶ自助具講座&3Dプリンタ体験会レポート
- エンパワークファクトリー
- 2 日前
- 読了時間: 3分
「B型事業所のイベントってどんなことをしているの?」
「子どもでも楽しめる活動はあるのかな?」
そんな疑問をお持ちの地域の皆さまへ向けて、今回は神奈川県川崎市川崎区川中島の エンパワークファクトリー(就労継続支援B型事業所) で開催した、PTA主催の親子イベントをご紹介します。
自助具をテーマにした体験講座と、3Dプリンタを使った創作ワークショップの2部構成で、参加者の皆さんの笑顔があふれた特別な一日となりました。
■ PTA主催の親子イベントを開催|2025年12月7日
今回のイベントは、川中島小学校PTAさまのご依頼により、エンパワークファクトリーにて開催しました。
第1部・第2部ともに 定員8組(親子) の予約が有り難いことに埋まりました。小学1年生から6年生まで幅広い年代の子どもたちが参加。PTAの方々にも運営協力いただき、あたたかな雰囲気のなかでスタートしました。

■ 第1部:自助具を“学んで、体験する”ワークショップ
自助具(じじょぐ)とは、道具を使うことで「できない」を「できる」に変えていくためのサポートツールのこと。
講座では、いくつかの自助具を紹介しながらクイズ形式で「これは何に使う道具でしょう?」と問いかけると、子どもたちの鋭い回答にスタッフもびっくり。
さらに、牛乳パックを開けるための自助具を使って、実際に未開封パックを開けてもらう体験では、低学年の児童でもうまく開けられ、「おお〜!」と歓声が上がりました。

「道具を使うと、誰でも“できる”に近づける」という体験を、親子で共有していただけた時間となりました。
■ 第2部:3Dプリンタで“自分の絵がチャームに変身”
後半は、タブレットで描いたオリジナルイラストを、3Dプリンタでチャームにするワークショップ。
多くの参加者が3Dプリンタを見るのは初めてで、機械が動き出すと、子どもたちは興味津々でのぞき込み、「すごい!」「本当にできてる!」と目を輝かせていました。
自分で描いた絵がそのまま立体のチャームになる体験は、子どもにとっても保護者にとっても新鮮だったようで、完成品を手にした瞬間には笑顔が広がりました。

■ 主催者として感じたこと
今回のイベントでは、「道具を使うことで自分にできることが増える」という自助具の考え方を地域の子どもたちに伝えられたことが、とても大きな意味を持つと感じました。
また、3Dプリンタを活用したものづくりを身近に感じてもらうことで、エンパワークファクトリーの活動を知っていただく貴重な機会にもなりました。
今後も地域の方々と一緒に、楽しくて意義のあるイベントを発展的に続けていきたいと考えています。
■ 今後の展望|地域とつながるものづくりイベントへ
今後は川中島小学校はもちろん、周辺地域の皆さまとも連携し、
「みんなで作る・みんなで学ぶ」
そんな創造的なイベントへ広げていきたいと考えています。
そして直近では、年明け1月に “オリジナルスタンプづくりイベント” を初開催予定。
今後も、地域の皆さまに「エンパワークファクトリーならでは」の体験を届けられるよう準備を進めています。
※詳細は近日中に公開!
自助具の学びと3Dプリンタ体験を通して、子どもたちの「できた!」がたくさん生まれた今回のイベント。
エンパワークファクトリーでは、地域とつながりながら、誰もが参加できる学びと創造の場をこれからも提供していきます。
見学や体験利用も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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